庁舎に到着!!

なぜこんなに不思議な建物なの?

建物名称は「としまエコミューゼタウン」と言い、地下3階から地上49階まであります。そのうち、1階の一部、3~9階までが豊島区役所です。
外観を初めて見たとき、「SF映画に出てきてもおかしくないような見た目しているし、ここが区役所なの?」と疑ってしまいました。デザインを手がけたのは、新国立競技場の設計も手掛けている建築家の隈研吾さんです。ではなぜ、このような不思議な見た目をしているの?実は、建物全体で一本の木をイメージしているからなのです!言われてみれば、裾の方が広がっていて、上へ向かっていくうちに細くなっている!!池袋駅東口のグリーン大通りから、雑司が谷霊園までつながる緑一帯のうちの大木というイメージだそうです。
さあ、色合いからも本物の木のような温かみを感じられる新庁舎の中ものぞいてみましょう!

あらゆるアプローチも受け入れる

1階の入り口から中へ入ると、薬局やコンビニ、カフェまでたくさんお店があり、商業施設のようでとてもオシャレ!全体の雰囲気がとても明るいです。庁舎1階の入り口は全部で4か所。でも、「正門」が見当たらない。庁舎の外観は一本の木がイメージだとご存知のみなさんなら想像つくのでは?木には正面とか後ろとかは存在しないので、東西南北の名前のみになったとか!いや~こだわっていますねぇ。どの方向から入っても真ん中の総合案内所にたどり着けます。
庁舎1階南門付近の外を歩くと、テラス席もあるカフェが目に入るので、カフェにつられて庁舎内に入りやすくなりますよ。きっかけや入った場所が様々でも、明るく落ち着いた庁舎が大歓迎してくれます。

木を基調としていてやわらかみがあります。

ログハウスのようなぬくもりも。

南門の外。自然が豊か! 

近づいてみるとおしゃれなカフェも!

都会に現れた癒しスポット

次に、区役所の屋上、10階に行ってみると、かつての豊島区の自然を再現した「豊島の森」に到着。一面に緑が広がっていて、「え!?ここ普通の森みたい!」と、ビックリ。今、自分が都会にいることを忘れてしまうくらいです。水槽の中には荒川水系の魚も泳いでいます。水槽前にいる子どもたちは魚に興味津々。東京タワーやスカイツリーも見えるので、自然に囲まれながら東京を一望できます!天気が良ければ富士山も拝むことができますが、今回は雲の中で残念…。そして、ベビーカーに乗った赤ちゃんと楽しそうに写真を撮っているお母様を発見し、お話を伺うと、「緑がきれいで、虫がとても少なくて子どもを安心して連れてくることができます。」と褒めていただけました。
また、ここ「豊島の森」は、小・中学校での環境教育のカリキュラムとしても活用される一面も。

環境について学習中の小学生

鮮やかな緑がきれい!

魚がいっぱい!

スカイツリーだ!!

そのような屋上から伸びる階段を下りてみると、「グリーンテラス」へつながっていました。4,6,8階にあるベランダ部分のことで、川のせせらぎが聞こえ、風が気持ち良いです。パワースポットに来た時のように心が浄化されていく~。一度中へ入ってエレベーターなどでも行けますが、ずっと自然を感じていられるので、ぜひ外階段を利用してみることをおすすめします!実は、階段には秘密が!隠れミ○キーならぬ隠れ鳥さんがいるので、探しながらの移動も楽しいですよ。

  • 心落ち着くグリーンテラス 

  • 庁舎に川があるなんてめずらしい。

  • どこにいるでしょうか??

グリーンテラスを満喫し終わり4階から中へ入ると、「Caféふれあい」を見つけました。このお店では、障がいのある人もない人も一緒に働いています。平日は日替わりランチやサラダバーがあり、お店の前ではお弁当の販売も。店内に入ると、やさしい店長さんをはじめ、元気な店員さんが笑顔で迎えてくれました。さっそく注文したメニューをいただいてみると、家庭の味のようなあたたかいおいしさ!!お客さんの雰囲気も和やかで、とてもリラックスできます。窓からの景色も素晴らしいこの空間で、さらに癒されること間違いなしです!

楽しそうなお客さん。

これランチセットとか豪華すぎ!!

わ!ヘルシーでおしゃれ!

壁とかかわいい。

区役所で芸術鑑賞も

庁舎の中を歩いていると、3~9階の廊下壁面では、「庁舎まるごとミュージアム」という回廊美術館がありました。展示スペースには、豊島区所蔵の美術や工芸品だけでなく、豊島区が取り組む事業やイベントの紹介など、豊島区に関わる様々な情報が展示されています。区役所の各課からお知らせしたいものがたくさんあるので、展示はだいたい月に一回のペースで変わるのだとか。次の展示が気になってきちゃいました。
また、1階の「としまセンタースクエア」では月に一回、「庁舎ランチタイムコンサート」を行っています。東京音楽大学の協力の下、ゆったり素敵な音楽を楽しむことができます。お!?ベビーカーがたくさん置いてある。親子で気軽に来てもらえるようにキッズスペースが設けてありました。小さなお子様連れだけでなく、お年寄りまで幅広い世代のお客様で満席です。

庁舎でミュージアム 

優雅なお昼でした。

誰にでも優しい設備

移動中に、「あれ?階段が上り下りしやすく、すいすい足が前へ出せる。」と気づきました。よく見ると、段差が低く作られており、踊り場が2つありました。これは、お年寄りや障がい者の方にも配慮しているからです。
また、通路やエレベーターが広いので、建物のどこにいても開放感が。ところが、広さは気持ちだけに関係があるわけではないようです。車いすの方や、ベビーカーを押している方を見かけたとき、すれ違ったり向きを変えるためにまわったりしやすそうでした。
さらに、職員が働くオフィス内にも、その工夫が施されています。机と机との間がとても広いのです。これは、車いすが通れる間隔となっています。職員も働きやすい環境です。
子ども課の窓口には、子ども用の高さが低いソファもあります。ぬいぐるみも置いてあって可愛い!
そして、グリーンテラスから4階に入るところに見慣れないものが。それは補助犬トイレでした!珍しいですよね。
3~4階の窓口サービスゾーンでは、案内してくださる方々がたくさんいらっしゃいます。場所などに迷ったら気軽に頼ってみましょう!
誰でもどんな場面でも快適に過ごせるように、たくさん工夫が見られます。

段差低めですね!(わかりにくい方は実際に上ってみましょう)

幅も奥行きもあるエレベーター内

ぬいぐるみさんと安心して座れるね。

補助犬にも優しい。

子育て応援

4階には、「子育てインフォメーション」があります。妊娠中の方から子育て真只中の親御さんまでの駆け込み寺!子育てに関する相談、情報提供などを求めて毎日たくさんのお客様が訪れます。土日も開いているので、お仕事がお休みのお父様も常連さん。利用者からは、「子育ての悩みに整理がついた。」「不安が解消された。」「使いやすく、このままでよい。」などという嬉しい声が。取材時に、生後7か月の男の子とそのお母様とおばぁ様がいらっしゃいました。子どもと一緒に楽しめるイベントを探しに来たそうです。紹介してもらったイベントのチラシに嬉しそうな笑顔の男の子。ご家族でイベントを楽しんでほしいなあ。
また、保育課の前には「キッズコーナー」があり、親御さんの手続き中にお子さんが遊んで待っていられます。そして、男女トイレ両方におむつ交換スペースが設置されおり、イクメン応援にもぬかりないです!

  • へぇ!こういうイベントあるんだ!! 

  • あ~~かわいい…。

  • いい子に待っていられそう。

まとめの言葉

いかがでしたか?用事がなくても、誰でも気軽にふらっと遊びに行けちゃう場所なのです。新たなお出かけスポット・憩いの場としてみなさんを見守る豊島区役所新庁舎へぜひ足を運んでみてください!「としまscope」のHP内、「spot」の第一弾でご紹介した南池袋公園から本当にすぐです。南池袋公園でおしゃピクしたりお散歩したりするついでに寄れちゃいます!ここで紹介されていない新たな発見や自分なりの過ごし方を見つけてみるのも楽しいと思いますよ。それでは、いつかまた庁舎に遊びに来たわたしとお会いしましょう!!