あなたは普段何をしに公園に行きますか?

4月下旬にして初夏を思わせる気持ちのよい日、南池袋公園内にあるRacines FARM to PARK に今回のFFミーティングの参加者、総勢11名(女性10名、男性1名)が集まりました。第2回のFFミーティングは、豊島区在住で、「東京R不動産」のディレクターとして活躍している飯石藍さんをファシリテーターに迎えての開催です。

左から ファシリテーター 飯石さん、豊島区公園緑地課 藤井さん、行政経営課 熊谷さん

はじめに、日本各地や世界の様々な公園の事例を見ながら、公園と一口でいってもその規模や役割など、実に様々であることが紹介されました。そして、豊島区の公園緑地課の担当者より、区内の公園の現状、近隣の区の事例などの紹介があり、「どうしたらよい公園になるか、どうしたらみんなが行きたい公園になるのか?」という、課題の提示とともに、いよいよグループに分かれてのディスカッションがスタート。

グループワークは3班に分かれ、「公園の現状について」と「新しいアイデア」という2つのテーマについて、それぞれのテーブルごとにまとめ、発表します。

まずはテーマ1の公園の現状について、「あなたは普段何をしに公園に行きますか? どこで?どんな時に?何をしに?誰と?」を、班ごとにまとめ、発表がありました。

家ではできないことを公園でするために/ストレス発散や癒しを求めて/写真撮影をしに/ランチを食べたりおやつをたべたり/週末は家族と、平日はママ友と/緑のパワーをもらってポジティブになりに/ペットを連れて/一人でのんびりとしたいときに…など、世代や家族構成、ライフスタイルによって様々な公園の活用方法が挙げられました。

そして同時に、「できれば公園のトイレは使いたくない」「自転車置き場がないと困る」「手入れの行き届いてない公園には足が向かない」などの、問題点も挙がりました。

公園が活用されるための新しいアイデア

公園の役割、そして問題点や改善点などが見えてきたところで、2つめのテーマである「小さな公園がもっと活用されるためのアイデア」にディスカッションが移りました。この回は、15分ごとに、席間のシャッフルが行われました。全員が全ての班のテーブルに座ることで、新しいメンバーとの会話を通して、さらに議論を深める”ワールドカフェ”という仕組みです。

意見は模造紙に、どんどん書き込まれていきます。そうすることで、具体的な理想の公園像が出来上がってきます。そして最後には、公園のアイデアが満載の3つのシートが出来上がり、それぞれの班の代表による発表が行われました。

―「目的別の公園が理想です。その公園の特徴などは、公園アプリを作って情報を発信できればいいと思います。さらに、公園のそばにある、スーパーの情報なども掲載すると便利だなと思いました。また、イベントを定期的に開催したり、地域住民に合わせた、移動販売などもあるといいです。他にはスタンプラリーで、人をいろんな公園に動かすなどのアイデアがでました」

―「わたしたちのテーブルでもテーマがある公園にまとまりました。例えば、ペットの専用公園、手ぶらでバーベキューができる公園、自転車の練習ができる交通公園、子ども専用のじゃぶじゃぶ池がある公園、四季を感じられる公園などです。花を区民が植えるなどのイベントも開催できると思います。なかでも一番盛り上がったのは、カフェで仕事ができる公園でした。公園にテーブルベンチがあり、Wi-Fiが飛んいでるのが理想です。カフェは自分たちで運営できるようなものだといいですね。また、ゴミもしっかり管理できる仕組みも。そしてやっぱり公園アプリがあるといいなと思います」 

―「子どもだけでなく、ママがゆっくりできるリラックスできる公園があるといいなと思います。大人のための遊具やヨガができるスペースがあったり。また、犬と子どもが触れ合えるような公園など、公園でコミュニケーションがとれるようになると理想的。お年寄りと子ども、また子どもがいないひとと子どもがいるひとのコミュニケーション場に。菜園を作って、地域のみんなで野菜を育てるなども。そして、一番のトイレ問題は、カラフルにして明るくしたり、池袋はアニメの街なので、若い漫画家の作品をトイレにデザインするなどでイメージを変えるアイデアがでました」

3つの班の発表が行われ、ファリシテーターの飯石さんによる今日のまとめがありました。

―「どれもポジティブな意見ばかりでした。発表をまとめると3つのポイントがあると思います。ひとつは『情報の提供』。これは、広報紙だけでなく、アプリなどでも公園で開催されるイベントを提供することが今後の課題に。そして、『目的別の公園づくり』。どこも同じではなく、それぞれの公園が個性をもって、目的をもってそこの公園に行きたくなるような場所が求められていることがわかりました。そして3つめは『行政だけに頼らないアイデア』がたくさんあったことです。また前半には、ネガティブな印象をもつトイレに関する意見もたくさんありました。今後どのように小さな公園について改良を重ねるのか、ここでの意見やアイデアは区に一旦もちかえり、まちづくりに生かしていきたいと思います」

心地よく使える公園づくりについて話し合うFFミーティングは、あっという間に2時間が経ち終了時間を迎えました。

―「期待以上の濃い内容になったと思います。みなさんの意見を参考に、公園をよりよくするのは私たち区の宿題。でもみなさんと一緒に取り組んでいけたらと思います。そしてこれからも、公園以外のテーマでも、よりよいまちづくりにぜひ、どしどしご意見をいただきたいと思います」

と、女性にやさしいまちづくり担当課の宮田課長の挨拶にて第2回FFミーティングは終了しました。


FFミーティングは様々なテーマを掲げ、今後も定期的に開催します。ぜひ、Eventのページでチェックしてください。