それぞれの個性と能力を発揮できる職場を実現するためには
平成28年9月29日、豊島区にて区長をはじめ、区内に拠点を置く企業46社、区内の大学7校、13の区関連団体(総勢67団体)で産・官・学による「としまイクボス宣言」が行われました。 『イクボス』とは、職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のこと。 近年、労働人口が減り、その構成も変化するなか、出産・育児・介護に伴う離職を防ぎ、女性を含む多様な人材、多様なワークスタイルに理解を示す、この『イクボス』の存在が重要となっています。

としまscopeでは、「としまのイクボス」と題してイクボス紹介をシリーズでお伝えしていきます。いろいろなスタイルのイクボスを知り、自分らしいワークスタイルを考えるきっかけになればと考えています。


豊島区の取り組み
平成26年、日本創生会議により、豊島区は23区で唯一、「消滅可能性都市」と指摘されました。区は直ちに緊急対策本部を設置し、重点計画の柱のひとつとして、「女性にやさしいまちづくり」を掲げました。「女性にやさしいまち」とは、多様な女性が輝き、活躍するまちづくりを推進することで、子どもやシニア、障害者を含め、すべての人にやさしく、暮らしやすいまちを目指すものです。
豊島区には、区内に本社又は主な事業所がある企業を対象に、ワーク・ライフ・バランスの取り組みについて認定する制度があります。今回の「としまイクボス宣言」では、認定を受けている企業をはじめ、区内に本社・本店がある企業46社、商工会議所、法人会、産業協会をはじめとする区関連団体13団体、区内の大学7校とともに、「産・官・学」総勢67団体による宣言となりました。「イクボス宣言書」には、各団体の理念や方針が反映されており、バリエーション豊かなものとなっています。

豊島区のイクボス宣言は、都内の自治体として最初に産・官・学での連携を実現し、さらに、区議会の協力も得て、議場を会場とすることで賛同者が一堂に会することができました。その数は全国的にみても最大クラスの宣言イベントとなり、注目を集めました。
また、これに先駆け、前日には豊島区の全管理職101名によるイクボス宣言も行われ、区長のみならず管理職もイクボスとなりました。自らその考え方や取り組みを地域全体へと発信し、今後も豊島区の代表としてワークスタイル変革の風を巻き起こしていくことでしょう。


「としまイクボス宣言」の様子

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「産・官・学」総勢67団体による「としまイクボス宣言」

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小池百合子東京都知事からのビデオメッセージ

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NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也氏による基調講演

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高野之夫 豊島区長 宣言書の朗読

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前日に行われた区管理職による宣言の様子