ソメイヨシノは豊島区の区の木にも指定され、また江戸時代の染井村(現在の豊島区駒込地域)発祥が伝えられる桜で、区のシンボルマークのモチーフにもなっています。また、豊島区に本社を置く一般財団法人 日本気象協会は、これまでも豊島区が「ソメイヨシノ・プロジェクト」の一環として運営している施設「ソメイヨシノアーカイブ」への情報提供を行ってきました。
そして、この度のコラボ企画では、日本気象協会のご協力のもと、南池袋公園の桜の開花状況を週に1回、お知らせしていきます!ぜひ、チェックしてみてください。

2018年 南池袋公園の開花状況

    ②3月28日(水)

  • 3月28日の南池袋公園の桜は「満開」。28日は夏を思わせる陽気となりました。この先も晴れて暖かくお花見日和が続きます。 これから先は南池袋公園の青々しい芝生とともに、花びらのじゅうたんも楽しめそうです。

    ②3月22日(木)

  • 3月22日の南池袋公園の桜は「咲き始め」。この先の東京は晴れて暖かい日が続くため、桜の開花がさらに進むでしょう。 見頃は今月いっぱいとなりそうですので、お花見を計画中の皆さんは、どうぞお早めに。

    ①3月12日(月)

  • 3月12日の南池袋公園の桜のつぼみはまだ固いものの、緑色の部分が増え、わずかにピンク色が見えているものも見受けられます。この先の気温は高めに推移する見込みで、桜の花芽は順調に生長するでしょう。

駒込染井お散歩マップ2018

PDF size:3MB

編集・発行 染井よしの桜の里駒込協議会

豊島区の桜ギャラリー

染井よしの桜の里駒込協議会 提供



日本気象協会の気象予報士がお届けする桜のお話

豊島区に本社を置く日本気象協会は、2007年から桜の開花・満開の予想を実施しています。今回はとしまscopeとの特別コラボ企画として、桜に関する豆知識を「桜に詳しい気象予報士」がご紹介します。



「桜の開花予想」ってどんなふうに予想するの?

その年の桜の開花や満開の時期は、前の年の秋からその年の春にかけての気温に大きく左右されます。桜の花芽は、秋の気温が低くなると、早めに休眠に入ります。そして冬の冷え込みを経験すると、休眠からシャキッと目覚めます。これを「休眠打破(きゅうみんだは)」と言います。その後、春の気温が高いと、花芽が順調に成長します。秋・冬・春の気温の高さや低さが、開花時期の早さや遅さに影響すると言えるでしょう。予想開花日や予想満開日は、過去の秋から春の気温と、過去の開花日や満開日との関係から関係式をつくり、その式にその年の予想気温を代入して算出します。もちろん、実際の花芽の様子を観察し、予想結果に反映することもしていますよ。



テレビなどでおなじみの「桜前線図」はどうやって作るの?

豊島区の桜といえば「駒桜」(駒込小学校のソメイヨシノ)が有名ですね。気象庁から発表される東京の標本木(靖国神社のソメイヨシノ)の開花日よりも、駒桜の開花日の方が少し遅いのはなぜ?

開花日を左右するのは気温です。樹齢などはほとんど関係しません。はっきりとしたことはわかりませんが、靖国神社のソメイヨシノの標本木がある場所と、駒込小学校の基準の木がある場所の気温が違うことが考えられます。駒込小学校のほうが春の気温が低いのかもしれませんね。

今年の桜の開花・満開は全国的に早くなりそうですので、お花見の計画はお早めに!

日本気象協会 気象予報士
平泉 浩一