デパートの屋上が、子どもたちの手で小さなまちに!

春の陽気に恵まれた週末の2日間、東武百貨店の屋上で、豊島区主催の子どものためのイベント「TOBU de あそびシリーズ~ちびっこタウンをつくってあそぼう~」が行われました。
運営は、工作やものづくりを通して、自分で考えて遊ぶ楽しさを伝えている「こどもDIY部」です。

2018年3月24日(土)・25日(日)
場所:東武百貨店 池袋店8階 屋上「スカイデッキ広場」

「ちびっこタウン」は、子どもたちがモノを作って売ったりしながら自分たちのまちをつくっていく、スケールの大きなごっこ遊びのようなもの。
お店はケーキ屋さん、お寿司屋さん、ジュース屋さんなどの食べ物屋さんや、ダンボールで家や建物をつくるたてもの工場、木材で車をつくって実際に走らせることができるくるま工作のコーナーなど。
子どもたちは粘土やダンボールでケーキやお寿司を作るだけでなく、自分たちで値段を決め、メニュー表も作ります。「DIY」という通貨で作ったものを売り、売ったお金で買い物も楽しめる。ごっこ遊びをしながら、商売や流通を疑似体験できるのです。

子どもたちにとくに人気だったのが「しゅりょう(狩猟)体験コーナー」。
本物の牛と豚の革をまとった張り子の動物をおもちゃの鉄砲で仕留めると、「にく」や「かわ」をまちへ運びます。にくは串焼き屋さんに持っていくとお店の人が串焼きにして売ります。かわは革細工屋さんで、商品をつくり店先で販売します。
子どもたちに説明はしませんが、私達が普段食べている肉や、使っている革製品がどこからどうやってきているか考えることができるのです。

 

「ちびっこタウン」の基本方針は、子どもたちの好きなようにさせること。スタッフや保護者の方に、危険なことがないか見守っていてもらいますが、基本的には子どもまかせ。うまくいかなくて困っているときだけヒントを与えて、手助けをします。

たとえば、ケーキやお寿司などに比べると見た目が地味な串焼きがあまり売れなくて困っていたら、「もっと大きな声出してみたら」とアドバイスしたり。串焼き屋さんの子は大きな声を出して呼び込みをしたり、たくさん買ってくれた人にオマケをつけたり、やがて店を飛び出して売り歩いたりして次第に人気のお店になり、イベントが終わる頃にはたくさんの「DIY」を手にしていました。

また、モノを運ぶために用意した「運送会社」の木製の手押し車は、いつのまにか「タクシー屋」さんに変化! 単にモノを運ぶ運送屋さんよりも、お客さんと運転手さんがお話しながら目的地まで行くほうが楽しかったのかもしれません。
大人の予想を裏切って新しいものを作り出し、自然と新しい秩序が生まれてまちになっていく。これが「ちびっこタウン」のおもしろいところなのです。
大人が用意したおもちゃやルールがなくても、子どもたちは木切れやダンボールを使ってまちを作り、夢中になってまちを大きくしていきました。今回は保護者の方も参加できたので、お父さんたちが子どもと一緒になって工作に熱中している様子も見られました。

午後2時からは同じ会場で子育て世代のパパ、ママたち向けのおとなのためのトークイベント「子育ての視点~こどもとまちの8つの関わり方~」が行われ、「ちびっこタウン」の運営者である「こどもDIY部」のさかたさんをはじめ、豊島区を中心に活動する9名の方々が、自分たちの活動の紹介や子育てのヒントになりそうなお話を聞かせてくれました。

2日間で1000名以上の方が参加し、大盛況に終わった「ちびっこタウン」。頭も身体もフル活動で遊んだ子どもたち、そしてそんな子どもに新しい発見をしたパパ、ママたちも多かったのではないでしょうか。
豊島区ではこれからも、子どもたちの“あそびば”になるような楽しいイベントを考え、イベントも引き続き開催していく予定ですので、ぜひ注目してください。


小学生以上が参加できる
大人禁制の「こどものまちをつくろうミニ」を開催!

4月28日(土) 30日(月・祝)の2日間
会場:ターナーギャラリー(豊島区南長崎)
主催:こどもDIY部 詳しくはこちら

こどもDIY部

Facebook:https://ja-jp.facebook.com/kodomoDIYbu/
HP:https://www.kodomodiybu.com/



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