“わたし”から、“わたしたち”へ

第2回のテーマは、「チームをつくり、“わたしたち”として取り組みたいことを考え、自分の範囲を拡げていくとどういうことにつながるかを考える」こと。“わたし”が取り組みたいテーマに近しい人とチームをつくり、その取り組みが豊島区にどのような影響をもたらすかを考えながら“わたしたち”に拡げていきます。

取り組みたいテーマによって、近づいたり、離れたり

自己紹介を終え、会場の空気が徐々に温まってきたところで、いよいよチームづくりのスタートです!チームづくりの方法も、やはりちょっと変わっています。それは、自分の取り組みたいテーマと他の誰かのテーマが「どれくらい近いのか」を頼りに、チームを形成するというもの。

まずは全員起立! 自分ととても近しいテーマなら、その人に大きく近づき、「若干関係あるかな」くらいであれば、わずかに近づきます。


それぞれの話を積極的に聞きながら、全員がアクティブに体を動かしていきました! 飛び入り参加のライブイベント / お気軽公共アートステージ / 子育て中のママ友が楽しめるネットワーク / 異文化の食を紹介するイベント / 街の寺子屋、誰でも先生 / 公園を使って地域の交流 / 気軽に行ける畑づくり / 社会人のための運動会 / 池袋駅バリアフリー計画 / 暮らしの保健室 / 区民農園 / 子どもたちが自然を体感できる場 / 居心地のいいベンチ / 空き家の活用 / お互い様スポット、スキル交換の仕組み

「としまぐらし会議」も2回目ということで、みなさんかなり具体的でユニークなテーマを掲げていました。「ここでは、テーマを読み上げるだけ」ということでしたが、ついつい詳しい説明までしてしまうみなさんに、古瀬さんも押され気味……(笑)。この会議にかけるみなさんの想いの強さを感じずにはいられません!

全員がテーマを発表し終えたところで、近くに集まった参加者同士、改めてそれぞれに取り組みたいテーマの確認をします。

詳しい内容まで説明していくことで、さらにチームを細分化していきます。

そうして、9つのチームができあがりました! テーマによって、年齢や性別に偏りの見えるチームもあれば、一見すると共通点の無さそうなメンバーが集まるチームも。それぞれ、一体どんなプロジェクトを進めていくのでしょうか……!



“わたしを含むより大きなわたし”とつながっていく

第1回目の会議では、“わたし”を見つめ直しました。そしていま、9つのチームができあがらり、“わたし”から“わたしたち”へ。その先には“わたしたちの周り”があり、そして“豊島区”があるでしょう。もっと拡げると、“東京”や“日本”が見えてくるかもしれません。そのような“わたしを含むより大きなわたし”とつながっていくことこそが、実はプロジェクトの内容以上に重要だといいます。たしかに、たとえ小さなプロジェクトでも、それを意識するかしないかで、モチベーションも、返ってくるフィードバックやエネルギーも違ってきそうですね!

だからこそ、2枚のシートを完成させるなかで重要になってくるのは、「“わたし”を拡げながら考えていくこと」なのです。



チーム作業で、より内容を深めていく

まだ2回目の会議にも関わらず、みなさんもうすっかり打ち解けた様子で、序盤から次々と意見が出てきます。 ある人は率先して書記を務め、ある人は進行役を買って出て、またある人は用意されたシートを可愛らしく装飾して……。それぞれが自分の役割を見つけながらプロジェクトをまとめていく姿を見ているだけで、どんな発表になるのか、期待に胸が膨らみます。

「こんなことをしたい!」「こんなふうに豊島区を変えたい」「私の理想はこう!」といった想いやアイデアはどんどん生まれますが、意外とどのチームも、プロジェクト名の決定には手こずっていた様子。想いをひと言であらわすのって、難しいですよね。



プロジェクトの発表で、想いをみんなで共有

そうこうしているうちに、あっという間に1時間が経ってしまいました。「全然時間が足りなかった!」という声もあるくらい白熱したチーム作業も、一旦はここで終了。最後に、それぞれのプロジェクトを発表してもらいました。

まとめ

短い作業時間だったにも関わらず、どのチームからもオリジナリティー溢れるプロジェクトが発表されました。参加者同士で、たびたび歓声が上がることも。なかには、「まだまだ時間が足りない」、「考えているうちに、複数のプロジェクトを思いついた」というチームもあったようですが、続きは第3回目の「としまぐらし会議」に持ち越し! 次回は、チームごとにプロジェクトを詰めていく時間がたっぷり4時間用意されますが、今日の様子を見ていると、参加者のみなさんにはそれもあっという間の時間となってしまいそうです。

としまぐらし会議の第3回目は、1月20日(土)。特設ページの情報も、随時あたらしくしていきます。お楽しみに!

文:高阪正洋
写真:栗原論