はじめに

皆さんは『セントルシア』という国を聞いたことがありますか?
どんなイメージを持つでしょうか?
ヨーロッパの国?南国のどこか?

実は、カリブ海にある島国なんです!
聞き覚えがある国で言いますと、『ドミニカ共和国』や『トリニダード・トバゴ』の近くにあります。

今回はその『セントルシア』出身で、現在はシーナと一平の近所に住んでいる「マギー(本名:青木マーガレット)」さんのお話。

マギーさんとの出会い

シーナと一平には、おかげさまで、たくさんのご近所の方々が来てくださっています。
時にはカフェでゆっくりしてもらったり、時にはワークショップや教室を開いてもらったり、時には宿泊ゲストと関わってもらったり、本当に本当に、お世話になっています。(いつかその話も皆さんにお伝えできたら嬉しいです。)
特に、ご近所のお母さん方。「⚪︎⚪︎さんのところのRちゃんと、うちの長女が同じ学年でね〜」とか「うちの一番下の子と△△さんの息子さんが同じ幼稚園だったのよ」とか、皆さん何かしらでつながりがあるんです。

実はマギーさんもそのひとり。
マギーさんには息子さんと娘さんの二人のお子さんがいらっしゃいます。
子ども同士のつながりはもちろん、マギーさん自身も地域のバレーボールチームに所属されているので、色々な方がマギーさんを知っていらっしゃいます。

そんな椎名町の有名人、マギーさんに初めて会ったのが2017年の春頃だったかと思います。
それからというもの、椎名町で会えば気さくに声をかけてくださり、シーナと一平の前を自転車で通っている時も外から挨拶してくださったり、マギーさんのおかげで日常がさらにパワーアップしたような気がします。

セントルシアチャリティーウィークを開催しよう!

2018年の春先、マギーさんから突然の相談がありました。
-「もし可能なら、セントルシアチャリティーイベントをシーナと一平で出来ないかしら?」

一体全体、なんのチャリティーイベントなのだろうかと最初は戸惑いましたが、よくよく話を聞くと
-「セントルシアにあった歴史的な資料館が、火事で燃えてしまって、そこにあった重要な資料や品々が全て燃えてしまったの。その資料館のために、わたしの大好きな椎名町でチャリティーイベントが出来たらと思っているんだけど、協力してくれないかしら?」 ということ。

なんと嬉しいオファー!
この相談をいただいたとき、こういった相談事の力になれないシーナと一平であってはならない!何としてでも開催するぞ!と、決心したことを覚えています。
(と、言ってもの僕の一存では決められないので、ちゃんと運営メンバーにも相談し、協力OKの承諾をいただきました。)

マギーさんのつながり

実は今回のイベント、シーナと一平だけのサポートではなかったんです。
『チャリティーウィーク』と銘打ったこともからもお分かりの通り、1週間イベントがありました。
そのメインの会場は、シーナと一平。
月曜日は、椎名町にある幼稚園のひとつ「並木幼稚園」が会場でキッズイベントを開催。
これは、マギーさんが週に1回、並木幼稚園でEnglish Fun Timeという時間をもっているつながりでした。
そして、シーナと一平で開催される他の曜日では日替わりで近所の方々とのコラボレーションがありました。

例えば、

・タッセルアクセサリーを作られているmweziさん。
・子ども家庭科教室のkorinko homeさんによる手作り雑貨。
・アロマ&キャンドルなどを作られているchocottoさん。
・革細工とカクテルのお店をシーナと一平で開いてくださっていたA la mainさん。
・隣町の要町でお弁当とケータリングのアトリエを運営しているアホウドリさん。
・アイシングクッキーをメインにお菓子作りをされているPURUさん。

などなど、本当にマギーさんのつながりには、脱帽でした。

チャリティーウィーク!開幕!

その名も“A Taste of Saint Lucia”(意味は『セントルシアを味わう』といったところでしょうか)

各曜日にテーマが決められており、それぞれもちろんセントルシアに関係のある催しが行われました。

・日曜日:セントルシアソウルフードカフェ
・月曜日:English Fun Time
・火曜日:セントルシアに魅せられて(どのような魅力がある所なのか)
・水曜日:セントルシアのファッション
・木曜日:セントルシアの音楽
・金曜日:セントルシアの花金(バーベキューパーティー)
・土曜日:セントルシア紹介のハイライト(歴史や文化、チャリティーウィークのまとめなど)

そしてさらに、曜日ごとに皆さんが楽しまれるイベントを用意することに加えて、毎日違ったセントルシアの料理をご自身でも作って振舞われたんです!

もちろん料理を手伝ってくださる方々もいらっしゃいました。それでも、そのレシピを事前に教える時間だったり、協力してもらえるように連絡を取り合ったり、と。本番当日以外の準備にどれだけ労力がかかったか計り知れません。
それでも、毎日、来てくださる皆さんに楽しんでもらえるように、セントルシアの魅力が伝わるように、そしてなによりマギーさん自身も楽しむことができるように、チャリティーウィークを開催されていました。

その後、そしてこれから

毎日たくさんの方にお越しいただき(実は全ての曜日にお越しいただいた方もいらっしゃいました!)おかげさまで、募金額は131,383円(現地通貨に換算すると、3,300東カリブドル)になりました。

このお金は2018年8月、マギーさん自身がセントルシアへ行き、焼失してしまったセントルシア文化研究センター(FRC)の代表パトリックさんへ手渡しされました。
パトリックさんからは「まだまだ復興には時間と資金がかかるが、今回の椎名町での取り組みは海外に住むセントルシア人による貢献の先駆けとして高く評価しており、他国のセントルシア人もこれに続いて欲しい。」と述べられたそうです。
これからも『セントルシア』に注目ですね。

もし椎名町で、マギーさんに会ったら是非挨拶してくださいね!