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IKE・SUNPARKって?

IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)は東池袋の造幣局跡地に整備された、豊島区最大面積の防災機能を備えた公園です。
8月末より小型の店舗であるKOTO-PORT(コトポート)の営業も順次はじまり、秋にはグランドオープンが予定されているIKE・SUNPARK。街の憩いの場としての活躍が期待されています。
新しいまちの拠点が今どのように活用されているのか、数日間の定点観測を行いました。 それでは、1日の様子をおってみましょう。

7:00

IKE・SUNPARKは朝の5時から夜の22時までが開園時間です。7時に行ってみると、すでにちらほらと家族・親子の姿が見受けられます。

来園した家族にお話を聞いてみると、虫カゴと虫取り網を持った子が元気よく答えてくれました。
「トンボがたくさんいる! あとバッタとか、チョウチョとか、ミツバチもいたよ!」
虫カゴいっぱいに虫が採れる時もあるんだとか。朝は一生懸命虫を追いかける子どもの姿を見ることができました。

11:00

日が差してどんどん暑くなってきます。IKE・SUNPARKは大きなひらけた芝生の「原っぱ広場」が特徴の公園。晴れた日は芝生で休む人は少なく、ほとんどが周りの日陰で涼んでいます。

原っぱ広場を見渡すとタンクトップ姿でぽつんと芝生に寝転ぶ人が。どうやら日焼けを目的に、日のあたる場所で寝ているようです。

暑さ対策と芝生の管理のため、管理人さんがスプリンクラーを回し手入れをしています。
公園内のカフェやKOTO-PORTはまだオープンしていませんが、水分補給できる場所として遊具の近くに水飲み場があります。 この季節、来園されるときはどの時間帯であっても熱中症対策は必須です。訪れる人はみんな、水筒やペットボトル飲料を手にしています。

15:00

どこからか楽しげな音楽が聞こえてきます。音のなる方に向かってみると、音楽に合わせて歌いながら絵を描いている人が。声をかけてみると、アーティストの鈴木掌さんでした。
鈴木掌さんは画家・アートプロデューサーとして、豊島区内では、大塚駅北口壁画制作や、としま会議への登壇、ローカルミーツローカルでのライブパフォーマンス等を行ってきたアーティストです。

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公園に馴染む優しい音楽の中、絵を描く鈴木掌さん


完成したのは、生命力溢れるカラフルな象の作品


この日は仲間と一緒に公園でのアートパフォーマンスを行なっていたそうです。
「公園でこんなふうに制作するのは初めてです。新型コロナウイルスの流行もある中で、街中で美術や音楽に触れる機会があったらいいなと思い、チャレンジしてみました」
と語る鈴木さん。公園について聞いてみると
「今後の活用として、IKE・SUNPARKでアートを感じるイベントが開催されてほしいです。あと普段からも音楽や美術が空間に溶け込み、訪れた人が楽しめる空間になったら面白いですね」
と答えてくれました。

周りを見渡すと、原っぱ広場で遊ぶ子どもたちが興味深そうにじっとパフォーマンスを見つめています。もっとアートが身近な場所になれば、子どもたちが一緒に踊ったり絵を描いたりする光景も見られるかもしれない、そうなったらとても素敵だなと思いました。

パフォーマンスが気になって覗きにきた子どもたち


16:00

暑さのピークがすぎた夕方から徐々に人が増えてきました。
来園者のほとんどが近所に住む子ども連れの家族です。トンボがたくさん飛んでいるので、子どもが虫取りをしています。
また、流行のブレイブボードで遊ぶ子の姿も。

楽しそうに遊んでいる子どもを連れたお母さんたちにお話を聞いてみました。
「原っぱ広場を横切る道が、ブレイブボードの練習にピッタリみたいです。自転車の練習とか、キックボード、ストライダーとかの乗り物で遊んでる子もよく見ますよ」
「あとはボール遊びとか、縄跳びとか…探検ごっこなんかで遊んでたりします」
子どもたちの豊かな想像力で、公園を楽しく活用しているようです。

暑い日に人気なデッキの日陰


乗って揺らして遊べる、不思議な形の遊具があるエリア


これからのIKE・SUNPARKについて聞いてみると、
「オシャレで地域性の高いイベントが開催されたら嬉しいです」
「マルシェとか、あと夏のお祭りなんかもここでやってくれたら行きたいです!」
と、今後のイベント開催を楽しみにしているという声を聞くことができました。
お話を伺った方の中にはオープンしてからすでに15回以上、子どもを連れて来園しているという方もいて、すでに近隣の方に受け入れられているようすが見て取れました。

18:30

だいぶ過ごしやすい気温になりました。この時間から大人の来園者が増えてきます。
広い芝生やデッキに座り談笑する人たち、持参した飲食物をテーブルの上に広げて食事を楽しむ人たち、ダンスの練習をする人、音楽を聴きながらのんびりしている人…等々、広い公園なのでそれぞれが距離を保ってゆったりと楽しんでいます。

子どもたちも走り回ったりシャボン玉を吹いたりと楽しそうです。 いろんな年代の人が公園に訪れ、思い思いの過ごし方をしていました。

20:00

公園の開園時間は夜の22時まで。残り2時間となりました。
子どもたちはすっかり帰ってしまいましたが、入れ替わりに散歩にやってきた犬たちが飼い主に連れられて公園内を軽快に小走りしています。 犬を連れている人に話を聞いたところ、IKE・SUNPARKはすでに散歩コースとして定着しているんだそう。 ペット禁止の公園も多い中、リードをつければ散歩OKの広い公園はとても有り難いという声が聞けました。

公園を見渡すとお酒を持ち込んで飲んでいる方もいらっしゃいました。お酒OKというのも大人にとっては嬉しいポイントかもしれませんね。ライトの明かりが灯り、昼間とはまた違った落ち着いた雰囲気の中で、訪れる人たちが贅沢に時を過ごしているようすを見ることができました。
これから営業開始になるKOTO-PORTの中には、お酒を販売する店舗もあるそう。今後ますますこの場所が大人の憩いの場となりそうですね。


ある日の雨上がりに公園に寄ってみると、大きな虹が見れました。広く空を見渡せる公園ならではの、ダイナミックな写真が撮れました。

観測を終えて、公園の利用者のほとんどは近隣住民、とりわけ家族(親と子ども)であるように感じました。まだプレオープンから一ヶ月と少しですが、すでに散歩コースや子どもたちの遊び場として地域に馴染んでいるようです。 開放感があり空を見渡すことのできる広い芝生広場は、都内では貴重ですね。青い空の下、芝生を自由に利用する人々の姿が印象的でした。

これから公園内のカフェの営業が始まったり、キッズパークが完成したり、イベントが開催されたりと、お楽しみが増えどんどん賑やかになっていくIKE・SUNPARK。
IKEBUSのルートにも仲間入りすることが決まっており、2023年には東京国際大学池袋キャンパスの開校も予定されています。今後は地域に住む方のみならず、たくさんの人たちが訪れる公園になっていくことでしょう。
公園とこのまちの変化を見守り、楽しんでいきたいですね。

アクセスMAP

名称:としまみどりの防災公園 IKE SUNPARK/イケ・サンパーク
所在地:東京都豊島区東池袋4丁目42番
開園時間:5時~22時(公園管理事務所8時~17時)
最寄駅:東京メトロ有楽町線「東池袋駅」、都電(さくらトラム)「東池袋四丁目駅」より徒歩5分
IKE SUNPARK公式HP:https://ikesunpark.jp/

文:来馬涼子
取材協力:栗崎優子


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