としまぐらし会議をギュッと凝縮!「やってみたい」をカタチにしよう。

2019年3月3日(日)、Ryozan Park 巣鴨地下イベントスペースにて「1DAYとしまぐらしミニ会議」が開催されました。
この日の目的は、参加者一人ひとりが豊島区でやってみたいことを見つけること。プロジェクトを生むためのキッカケづくりをしようというものです。
「としまぐらし会議」でもおなじみだった古瀬さんの進行で、簡単な自己紹介とミニゲームでのアイスブレーク。「わたしらしく、暮らせるまち。」推進室長の宮田さんから「としまぐらし会議」の歩みを紹介してもらいました。

「回を重ねるごとに輪が広がってきた『としまぐらし会議』。『またやらないの?』というありがたい声をいただき、1日限りでの開催に至りました。これまでは、4回の会議の中で、私”からはじめ“私たち”へ、とチームをつくりプロジェクトを立ち上げましたが、今回は、皆さん一人ひとりの『やってみたい』を見つけてもらいたいと思います!」

ちなみに、この日の参加者20名のなかには「としまぐらし会議」のプロジェクトメンバーも。 「池袋あちこちオーケストラ」の鳥山さんは、最初に立ち上げた構想に軌道修正を重ねつつ、仲間の輪を着実に広げながら活動中。「みそのわ」の本多さんは、現在に至るまで月イチのペースで、プロジェクトメンバーそれぞれのやりたいことを着々と実現しているのだとか。

この日集まった参加者にとってはセンパイにあたるおふたり。それぞれのプロジェクトの活躍に、ワクワクは増し、一層気合が入るところです!

壁一面に溢れるアイデア。

まずは、個人ワークです。
「豊島区で、あなたがやってみたいことは?」をテーマに、各々の「やってみたいこと」を付箋に書き出す。それを、会場内の「やってみたいことウォール」に貼り出していきます。

自由度の高い問いかけなうえに、ワークショップの序盤ということもあって、アイデアを出すのは難しいかな、と思いきや、予想に反してアイデアがどんどん出るわ出るわ……!

「近しいテーマのものはまとめて貼る」という決まりにも、「これとこれは一緒かな」「あれとそれでまとめ直してみよう」と全員がその場で議論しながら、和気あいあいと作業していきます。
この通り、あっという間に壁一面が埋まってしまいました!

「シェアリング」、「いやし系」、「若者」など、なんだかすでに気になる項目がたくさん!

グループをつくろう!

参加者全員で「やってみたいこと」をたっぷり絞り出し、アイデアの源泉を広げたあと、今度は、その中からひとつだけ、一番自分が「やってみたいこと」を選びます。 選んだアイデアについては、「マイプロジェクト シート」という用紙を使って掘り下げていきます。「やってみたいことが周りのひとや豊島区に、どんな良い影響を及ぼすか」など、ステップに沿って記入していきます。

できあがった自分の小さなプロジェクトを手に、今度は会場内を移動しながら、参加者同士、自分のアイデアをプレゼンし合います! 自分と近しいテーマのひとを見つけたら、グループに。そうして、4つのグループができあがりました!

あっという間に、たくさんのプロジェクトが芽吹いたよ!

そうしてグループができあがったところで、今度はグループ内で、それぞれが「やってみたいこと」についてプレゼンしていきます。 聞いているメンバーは、プレゼンのあとで自由に質問。そうすることで次第にアイデアが揉まれていき、よりプロジェクトの内容が明確になっていきます。 さて、いくつかのステップを経てみたところで、あら不思議、参加者全員がプロジェクトの“芽”を手にしているではありませんか!

「豊島区まち歩きプロジェクトということで、『もぐもぐピクニック@池袋』を考えました。近所で見つけたおいしいモノを持ち寄って、豊島区のどこかでピクニックをしたい!うまくいけば、商店街に協力してもらいながら、定期的にイベントを実施できるかも」
「シェアハウスやフリーカフェ、リノベした空き家などを拠点に、自分らしく生きるというテーマで集まる若者のコミュニティーをつくりたい!実は、いま大学生4人で、すでにそのプロジェクトを進めています。でも、物件やイベントスペースの情報が乏しいので、情報を求めています」
「池袋を、アーティスト発掘の聖地にしたい!とりあえず知りたいのは、パフォーマンスなどが可能なレストランやイベントスペースの情報です」
「教育プロジェクトを考えました!子育てサークルって結構あるけど、なにをやっているのかがわかりにくかったりしますよね。保護者が個別に幼稚園を訪問するのではなく、就職フェアみたいな感じで、豊島区の幼稚園を全部集めて幼稚園サミットをしたい」
「豊島区を雪合戦の聖地にしたい!豊島区の体育館で大学の雪合戦サークルが練習しているのを知っていますか?雪合戦をテーマに、豊島区を活性化できたらいいな」

たった1日のうちの出来事でしたが、こんなに多様でユニークなプロジェクトが!前回に比べ短時間とはいえ、会場全体でたくさんのプロジェクトが生まれていく熱量は、昨年の「としまぐらし会議」に引けを取りません!
その後の簡単な交流会でも、話し足りなかったひとや聞き足りなかったひとが集まって歓談したり、プロジェクトの力になれそうなひとから協力の申し出があったり。
「やってみたいこと」へのキッカケづくりと、現時点での課題を明確にできたところで、「1DAYとしまぐらしミニ会議」はお開きになりました。この日生まれたプロジェクトの“芽”が育っていく様子について、今後、紹介できる日が待ち遠しいです!


文:髙阪正洋
写真:栗原論